Dramatic Musical Collection 2015
ゴージャスボイスが紡ぐ珠玉のミュージカル・ショー
Dramatic Musical Collection 略して DMC!
千秋楽からあっという間に1週間以上経ってしまいましたが、せっかく書く気になったのでちょっくら感想でも。
まずは恒例のカクテルで乾杯。
いつも通りのスパークリングワインかと思いきや、
類ちゃん家の梅酒が再び!!!!!
ご両親凸のお詫びかな…なんて友人と話してましたが(笑)
どうせなら梅酒Onlyで味わいたかったな~そうなったら大量に梅酒ストックしなきゃならないのでしょうが(^_^;)
初見の感想
My初日が2日目の7/30だったのですが、見終えて一番に思ったこと。
リーダーの歌が少なーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!
もっと!いろんな歌を歌うリーダーが見たかった!!!!
個人的に昨年リーダーソロだった「Lost in the Wilderness」がすっっっっごく好きだったのが理由の一つ。
あまりに好きすぎて原曲聞き込みすぎてしまってリーダーの(日本語歌詞の)が思い出せなくなっていることがとってもつらい…いつかまた歌ってくれることを祈ります。
そして昨年の選曲がバラエティ豊かだったこともあります。
「Lost in the Wilderness」をはじめ、「闇が広がる」「Electricity」と約2時間の公演の中でいろんなリーダーが観られたんですよね。
それがとても良かったのです。
そうやって比較してしまうとどうしてもね。
今回は何だかちょっと物足りない。
アンジョもトートも嬉しいけれど、如何せん今ベルクレという場があるので、どうしても”新鮮さ”には欠けてしまって…。
我儘言っている自覚はあります。すみません。
しかもそんなこと言いつつ、藤岡マリウス×東山アンジョルラスには泣かされましたし、千秋楽 海宝くんをゲストに迎えてのレミゼメドレーは流石としか言いようのない迫力で鳥肌立ちっぱなし、涙ながしっぱなし。
「現役マリウスがゲストなんて豪華すぎる!!」とウキウキしていた私ですが、今まさにマリウスを演じているということは、今現在出演している演者とはこういうことか、と海宝くんの力をまざまざと見せつけられました。
グランテールとマリウスの見事な演じ分け。声量。気迫。オーラ。情感。
まさに圧巻としか言いようのない海宝くんに引っ張られるように、キャスト全員がものすごく良かった。
あの鳴り止まない拍手が観客の思いの全てだったと思います。
そしてD☆Dファンとしては、今回D☆Dの見せ場が多かったのが嬉しい誤算。主にダンサー4人。
「蜘蛛女のキス」の新吾くんと皓ちゃんのダンスはやばかった!!!!
怒涛のリフト・組手の中でのあの重さとスピードとしなやかさは流石です。
2幕のタップは本当に大変だったと思いますが、もう拍手喝采したい!
あれだけ長い尺で細かなタップはDの公演でもなかなか無いですよね。
5人ver.だったものが3人ver.に変更になったりと色々ありましたが、その辺りも臨機応変に対応して魅せてくれるのがDの強さだと改めて感じました。
2日目まではバク転もありましたし、「DIAMOND☆DOGSってこんなことも出来るんだ!」と一人でも多くの方に知っていただける良い機会だったと思います。
特に「Blackout」は本っっっっ当にカッコ良かったので是非DSでやってほしい!!!!
「Blackout」といえば…。
本家のをようつべで聴いてるんですが、
2:50頃からの新吾くんパートだった「Abuela, I've never seen---」の声が新吾くんと似てて脳内で勝手に新吾くんのビジュアル付きで再生されます(笑)
そんな中、なかなか日の目を見る機会が無かったのが類ちゃんTAKAちゃんのボーカル組。
マリウスだってヴォルフガングだってルドルフだって、類ちゃん歌えるのに。すごく素敵なのに。
Dのダンサー組はバックダンサーに収まらないのに、ボーカル組がコーラスに甘んじているこの状況が歯がゆくて悔しくて。
そんな中、4日目からの「In His Eyes」。
本来ならゲストの藤岡くんとリーダーのデュエットだったこの曲を、類ちゃんとリーダーで歌ってくれて。
もう嬉しくて嬉しくて…!思わず涙が出ました。
サポートじゃない。コーラスじゃない。咲山類が東山義久と歌っている。
この感動をなんて言葉にしたら良いのか…語彙力の乏しい自分がもどかしくてなりません。
リーダーも昨年は「あ、ここのキー出ないから類隆出てきたんだな」ってわかる場面がちょこちょこあったのですが、今回は違いましたね。
それが本当に嬉しかった。
DIAMOND☆DOGSファンとして
今回のDMC、昨年よりもきっと多くの方がDIAMOND☆DOGSを知ってくださったと思います。
DIAMOND☆DOGSってこんなグループなんだよ!こんなことも出来るんだよ!
という思いと同時に、「まだまだこんなもんじゃないんだよ!」という思いもあります。
この数年、Dはだいぶ一年間のスケジュールが定期的になっているので外部のお仕事のオーディションを受けることも難しいと思います。
でも、出来ることなら外の舞台で7人を観たいです。
リーダーがよく言うように、それぞれがそれぞれで力をつけてDIAMOND☆DOGSという母艦に戻ってくる。
そんなチャンスが与えられる時間を、私達ファンも理解して作ってあげられたらいいなぁ、とひっそり思っています。
と思うと同時に、法月くん及び法月くんファンの方には申し訳ない気持ちでいっぱいです…。
アフタートークで法月くん自身がおっしゃっていましたが、レミゼメドレー1回しか本番で歌えていないんですよね。
稽古中はずっと努めていてくれたのに。
その代わりに…とばかりにEpiphanyで見せ場はもらっていましたが、それでチャラにはならないでしょう…。
というか、ぶっちゃけ私個人の意見としてはABZメドレーは不要でした。
AGZとしてはDMCという別の場で客の歓声や手振りは邪魔だと思ってしまうし、何よりメドレーにされてしまうとALTAR BOYZの良さがひとっっっっっっっっっつも伝わらない!!!!!!!
本編ラストでのメドレーはリプライズだから良いのであって。
法月くんにソロを、というならEpiphanyのみで良かったんじゃないかと。
見たこと無い方が「見てみたい」と思えるように作って欲しかったです。
来年またDMCがあるのか、それはわかりませんが。
もし次があるなら曲の幅を広げるためにも、昨年の戸井さんのようなナイスミドルと20代くらいの若い女性が欲しいですね。
エリザも良曲がたくさんあることだし、「闇が広がる」だけじゃなくて他の曲も見たいです。
皓ちゃん提案のD7人で「最後のダンス」は全力で押すとして、例えばAKANEさんの「私だけに」とか。
個人的には「パパみたいに」とか聴いてみたかったり(笑)
あとずっと言ってる類ちゃんと女性で「Come What May」ね!
ミュージカルガラ・コンサートが多々ある中、DMCの魅力はやっぱりなんといっても他ではなかなか聴けない『マニアック』な選曲だと思うんです。
「あの人がこの歌を!?」というのがガラコンサートの良さだとすると、私の希望するナイスミドルと若い女性の追加は面白みに欠けるかもしれませんが…。
MGHさん、ブッキング頑張って是非ともこのDMC続けてください(笑)