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DIAMOND☆DOGSを見つめる日々の雑記帳

Kalafina Arena LIVE 2016 -武道館-

9月17日、Kalafinaファンの友人にお願いして武道館ライブに参加してきました!

自分自身、初の生Kalafina

 

最初に彼女たちを認識したのは多分こむちゃかな?

でもラジオだと女性3人を聴き分けて認識するのは難しくて(笑)

梶浦さんプロデュース、かつメンバーがかぶっていることもあってFictionJunctionと何が違うの??って感じでした。(正直今でもその辺よくわからないままだわ)

でもお写真見ると3人とも美人さんだし、歌はもちろん上手だし、曲も梶浦さんらしい世界観でいいな~とぼんやり思っていた。そんな感じ。

 

そんな中で友人のKさんにCDをお借りしたのがちょうど2年前?

正直「ライブ行く」って決めたのは、ほぼ100%勢いだったと思う。

けど、今にして思えば何かしらの”引力”に引っ張られての勢いだったんだろうなぁ。

 

ライブ参加を決めて、それから前回の武道館ライブのBDをお借りして予習をしてみたら…あれ?なんかすごい楽しい…。

3人とも可愛いし、衣装も良いし、好きな曲増えたし、構成もいい…。

Kalafinaのライブはペンラ等禁止とのことなので初心者にはありがたい。身一つで行ける。

 

てゆーかiPodで曲聴いてるだけなのに泣けてくるんだけど、何これ私どうしたの??

 

2階最前南スタンドから見えたのは雲海だった。

BDの予習で気がかりだったことが「立つの?座るの?」ってことでした。

でもそんな不安を汲み取ってくれたかのように頂いた座席は2階南スタンドA列。

つまり2階センター最前。

ステージ全体見えるし、ファンの方の動きも見えるから振付があっても周りの様子みて動けるし、何よりここなら立ったり座ったりの気遣いが不要!

ファンのKさん的には遠くて申し訳なかったかもしれないけど、初心者の私にはとーーーーってもありがたい席でした。

 

CDで聴いて思わず涙した一曲「アレルヤ」のアカペラから幕を開けたライブ。

神秘的で綺麗で、でも流石にここで泣くのは…と堪えた!のに、Keikoさんが喋り始めた瞬間に何だかぐっときちゃって…「胸の行方」あたりまでボロボロ泣いてた気がする…(最早記憶も曖昧)

 

最前センターなので照明も映像も3人のステージングもよく見えたんだけど、何の曲だったかな…照明がぼんやりと客席に影を落としてるのを見て「雲海みたいだな」って思ったんだよね。

柔らかそうな雲海に月光のようにキンとした照明が刺さってて、そこに3人の歌声が響いてて…幻想的な光景を鑑賞しているような気分になって、それでまたぐっときて(またかよ)

Magia

恐らくKalafinaの代表曲の一つであろう「Magia」、正直私はそんなに好みではなくて。(嫌いじゃないけど、まどマギ見てたわけでもないから思い入れもないし)

でも今回のライブでストーリー性のある振付とステージングがついてて、それがすごく良かった!!

Kalafinaのファンの方の賛否はわかりませんが、ちょっとDに近い部分があったというか…結局私そういうの好きなんでしょうね(笑)

聴覚と視覚だけでいい

始まるまでの不安要素だった「立つの?座るの?」問題(笑)

わりと早々に自分の中で結論が出ました。

「動くのが勿体ない」

耳と目だけ、聴覚と視覚だけに自分の限られた神経を集中させたい。

振り上げる腕になんか気を払いたくない。邪魔。

いつもの自分のライブ参戦スタイルと真逆すぎ!(笑)

終盤は立ちあがって拳上げて見よう見まねで振りもやってたけど、今回特にそれが許される構成だったっていうのもあるのかな。

前半座って音に集中して、後半一緒に盛り上がっていくカンジが逆に贅沢というか。

MCで「Kalafinaのライブは立っても座っても踊ってもじっとしてても目を閉じててもいい」って言ってたのが素敵だなって思いました。

目に見えるカタチがどうであれ、いまこの瞬間を、音を楽しんでいるのをちゃんと感じ取ってくれていて、喜んでくれているんだなぁと。

声が出ない。視界が暗い。息ができない。

盛り上がる後半、アンコール2曲を終えて、観客の拍手に応えて再登場してくれた3人。

「みんなの拍手止まないからびっくりした!」って言ってたけどいつもはこういう事ないのかな?

ここで急遽もう一曲…ということで選ばれたのがまさかの「sprinter」!!!!!!

開演前にKさんに「アレルヤとsprinter好き」って話をしていたので、思わず「やった!」って話しかけたりして…ここまでは良かったんだけど…

キーボードと3人の歌声のみでの「sprinter」

Hikaruさんの第一声で胸がギュッとなって、気付いたら涙がこぼれてて、多分いまこの瞬間の世界を、空気を、自分自身が邪魔したくなくて無意識でしゃくり上げないようにしてたんだと思うんですよ(いま冷静に思い返してみて思うんだけど)

歌ってって客席にマイクを向けられて、歌詞も勿論わかるから2階からでも精一杯!と思って歌うんだけど…声が出ない!!!!!!

 君に会いたい

 君が恋しい

 君に会いたい

 君が愛しい

お腹のそこから張り上げるくらいのつもりで声出してるのに、実際自分の耳に返ってくるのはちーーーーーーーーーっちゃくて震えてる声でしかなくて…

「え?あれ?」って思ってる内に視界の端が暗くなって狭まってきて、ステージの上の3人しか見えなくて、息ができなくて、バーを掴んで必死に立ってて、でも涙だけはばかみたいに止まらなくて…完全に呼吸困難とパニックです。ありがとうございます。

それでも聴覚は冴えてた。ちゃんと聴いてた。

 

 

 

客電ついて、横に居たKさんはさぞや引いたことでしょう。

隣にいる、はじめて来たやつが呼吸困難起こすほど号泣してるって…本当申し訳ないです…。

でもね、本当に息するのも勿体ないくらいにすごく良かったの。感動したの。

届くんだよ、3人の視線が。想いが。歌詞が。感情が。

沁みる

DIAMOND☆DOGSのパフォーマンスを観るときに私はよく「浴びる」って表すんだけど、Kalafinaは「沁みる」ね。

私は彼女たちのことを何も知らなくて、楽曲が使用されたアニメもほぼ見てなくて、いい意味で”思い入れなく”ただひたすら受け身で聴くことに集中できたことで、スーッと心と体に音楽が沁み渡ってきたんです。

何なら”歌詞”っていう枠さえも取っ払って”音”として届いてくる。

それがとっっっっっっっっっっても気持ちいいの。心地いいの。

Kさんが「尊い」って言うのがわかる気がした。

おでこコツンめちゃめちゃ可愛かったし←

 

長々書いといて何が言いたいかって結局は「泣きすぎて呼吸困難になるほど良かった」って話でしか無いんだけど(笑)

今回ライブいってHikaruさんが気になって気になってしょうがなくなりましたw

「みんなと目があったーーーーーー!!!!!!」って最後の一言超可愛かった。

 

とりあえず「音楽」リベンジでまた武道館! を私自身も挑んでみようかなと思ってます。こそっと書いとくね。