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DIAMOND☆DOGSを見つめる日々の雑記帳

魂の浄化コンサート2010東京公演終幕!

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ALTAR BOYZ東京公演参加してきました!

Orange1回とRed3回。

Redはラスト2回、東京前楽と千秋楽を見てきたけれど、前楽のエンジェルが素晴らしすぎてかなりカオスな回だった(笑)

ステージ観に来てあんっなに笑ったのは初めて!

手叩いて足バッタバッタして、涙出るほど笑った。

普段だったらそんなことしたら超迷惑だけど、今回はお客さんもキャストもみんな笑ってたしね。

笑ってなかったのは当のエンジェル本人だけだもん。

あのマシューを前にしてあの冷静さ、そしてステージでマークと追いかけっこができる精神力…本当にコンテスト第1位だよ。彼女は。

最終日マチソワ共にアンコールがひどかったですね(笑)

リーダーのフリーダムっぷりに噴出し、メンバーのアドリブ力の高さに拍手。

マサさんよくやったよ!本当に!!

(た)かーい♪に気付いた時は本当笑った。

あれ言ったの誰だ!フアンか!(わかんないけど)

以下、感想。ネタバレなので要注意。

…リーダーに関しては別記事で(笑)

長くなるからね!

去年のクリスマスライブに参加してから約1年、本当に本当に楽しみにしていた公演でした。

初演を見ていないので、本編を見るのはOrangeが初めて。

でもOrangeを先に見て良かった(笑)

皓平くんのマシューはすごく可愛くて、チームをひっぱる突出したリーダーというよりも、みんなをまとめて「がんばろうぜ!」っていう感じ?

チームワークのOrangeにぴったりな、すごく素敵なマシューだったと思う。

マークは劇中の台詞の通り「日本のアイドル路線でいける」可愛い子でした。見た目は(笑)

なんだろ、マークは意外と強いのかな。いや、強くならなきゃやってられないのか。

ただマサマークは怖すぎるからね…!!

歌のレベルとかは正直松下マークの方が上手。きれい。

ただ、カミングアウトの場面はマサさんのお芝居がすっごく良かった。特に前楽。

シャツのすそを掴んで、手のひらをぐっと握り締めて。

感情を顕わにしないと話せない、でもただの自分語りじゃなくて、秘密を抱えている"あなた"に対して話しているから、あふれ出しそうな気持ちを抑えて、、、

「怖いけど、自信を持って堂々と。だから君も。大丈夫だから。」

そんな想いがすっごく伝わってきて涙が出た。

4回見たけど、どの回もマークのシーンは、じっと息を殺して見ちゃう。

見終わってからも、1番マークのシーンが考えさせられることが多いしね。

マークが感じる「10」の意味。カソリックであることをカミングアウトすること。

「その心こそ生まれつき」

すっごく深くて、力のある歌詞だと思う。

ルークがどっちも別方向に個性的。

小林ルークは回復センターで更生済み。

昔ちょっといけないことしてたんだけどさー!今となっちゃあそれも笑い話だぜ!くらいの勢いがあって明るい兄さんな感じ。

一方、新吾さんルークは、とんだ狂犬ですよ!

回復センターの人騙して抜けてきたでしょ!って感じ。

たいちゃんフアンは子供っぽい(笑)いい意味で。

豪さんフアンはお兄さん。

嫉妬に駆られるマークを窘め、マシューにお灸を据えてくれる器の大きい方です。

LA VIDA ETERNAL すごい好きです。

回数重ねるごとにどんどん好きになっていった曲かも。

アブちゃん。

上間アブはなんかKYだったイメージ。…なんでだろ。

あーハイハイ、って流したくなる感じ・・・。自分でも疑問。

良知くんアブちゃんはアドリブ力の高さが素晴らしかったです。

ステージから落ちたときはびっくりした!怪我は無かった、よね?

EVERYBODY FITSの子羊、すっごい可愛かったです。

NUMBER 918。

毎回思うんだけど、なんでシスター・マーガレットマリーはお昼寝の時間にこれを歌ったのでしょうか。

恐ろしくて昼寝なんてできないじゃないか…。

早く寝なさい!って脅しだったのかしら。

それにしても「Get the hell out!悪魔去れ!」ってリーダー指差されてるのが可哀想すぎる(笑)

全体的にRedがみんなフリーダムだったから、すっごく楽しかったけど、本当に先にOrange見ておいて良かった。

じゃないと、何が普通だったのかわからなくなるところでした。

一体どこまでが台本なの!?みたいな。

手拍子して歓声上げて、腕振り上げて…FACEにいると本当に楽しくて、幸せな時間があっという間に流れていくけれど、終わってから冷静になって振り返って、そうして考えること、感じることが見えてくる、良い構成だったと思います。

「考えさせられる作品」っていっぱいあるけれど、その「考えること」が見てる最中にやってきちゃったら、正直楽しめないし。

ものすっごく大きく説明するのならば、ALTAR BOYZはクリスチャンの話だから、きっとクリスチャンの方や宗教が身近にある文化の方が見たら正直微妙なのかもしれない。

でも、この日本という国は無神論者・無宗教の意識が強い国だし(家が仏教徒でも本人に仏教徒である意識は低かったりするよね)、実際私もそう。

生を受け、お宮参りに行き、クリスマスに盛り上がって、仏壇・神棚に拝み、念仏を唱える。

そんなお国柄の日本でこういうテーマの作品を「エンターテイメント」にするならば、こんな風に観ている最中は本当に楽しくて、あっという間に過ぎた時間を振り返ったときに考える。

そういう見せ方が、お客さんに受け入れられやすく、充実した時間を過ごしてもらえる良い方法だったんじゃないかな。

Red兄さんたちはこれから大阪・名古屋とツアーをめぐって、東京でOrangeと一緒にFINALを迎えるけど、本当に楽しすぎて、まだ私の中でALTARが終わってしまった実感が無いです…。

本当にFINAL行きたいなぁ。。。