ALTAR BOYZ 2014
神様バンザイ!魂の浄化コンサート2014(よん…よん…よん…)
こと、ALTAR BOYZ 2014大千秋楽おめでとうございました!
LEGEND意識しまくったネイル。
蓋を開けてみれば金の要素どこ行ったどころかピンクのお衣装でしたけども(笑)
新生REDが発表になった時、恐らくみんなが感じたであろう謎の休演日(笑)
予想通り、否、予想以上の形で2014年のALTAR BOYZが開幕したのが約1ヶ月前。
いよいよ、12/21渋谷AiiA TheaterにてRED・LEGEND合同公演が終了しました。
中河内マークの成長
今回、私の中で一番驚いたのはマサさん。
マサさんの舞台を観たのは宝塚BOYS以来だと思うのだけど、上から目線を承知で失礼します。
すっっっっっっっっっっごく上手になったね!!!!!!!!
ダンスはもちろん、歌も、アドリブも(笑)、そして何よりもお芝居が、すごく上手になってた。
私は元々Epiphanyが一番好きだったのだけど、その歌前のね、独白が。
前と全然違うの。今までの誰とも違うの。
マークの過去は、私なんかの考えが及ばないくらい本当につらく苦しい経験で、それを時に涙しながら切々と語る歴代マークに私は何度も胸を締め付けられ、何度も何度も泣いてきました。
でも今回のLEGENDのマークは、それを”乗り越えた過去”として、お客さんに、秘密を抱えた私達に、教え諭し聞かせてくれているように感じました。
「あのね」から始まるマークの独白。時に笑顔を作り、声のトーンも高めなまま、でも言葉を選びながらの独白。
だからこそ、「なんでなんだろう。どうして僕だけ違うんだろう。」にグッと心を掴まれる。
LEGEND東京公演の最初の方で、私はLEGENDのマシュマクの関係を「扶養に入ってるみたい」と表現したことがありました。
エンジェルや「心を開き~」のアブちゃんへのリアクション等を見ていて「あ、マーク、マシューに恋してないな」って思ったんです。
でもそれは決して不満ではなく、むしろ初演からLEGENDに至るまでの間に私やキャストが年月を経たように、マークもマシューも全世界を回りながら同じように年月を過ごしてきたのだと思わせてくれました。
きっとその過程で、片思いや恋心といった言葉では表せない、また別の感情になったんだろうなって。
だからかな。「マーク、いま幸せなんだね。良かったね。」という気持ちで見ていました。
大阪楽でのマサさんの「ファミリーを意識した」というコメントを聞いて納得。
LEGENDって”チーム”というよりも”ファミリー”なんだ。
ひとりひとりがそれぞれ自立していて、その上で愛と、信頼と、情で繋がっている。
”情”があるから、例えどんな馬鹿なことをしても切れないし、情けをかけるし、時には情に流されることもある。
「情」って言葉、実はいろいろな意味を持っていて、簡単に調べただけでも
名詞
(ジョウ/なさけ)何かを見たり聞いたりして起きる心の動き。
(ジョウ)人が本来もっている性質。
(ジョウ/なさけ)他人を気の毒だと思う気持ち。思いやり。
(ジョウ)特定の異性を愛する心。愛情、恋情、情交。情を交わす。
(ジョウ)実際の様子。事情。情を知る、情を通じる。
(ジョウ)意地。頑固。
これ全部当てはまるんじゃないかなーと思っていました。
新生RED
一方、新生REDは紛れも無く”チーム”でした。
申し訳ありませんが、私はREDを本公演1回、合同4回でしか見ていません。
なので偏っていたらごめんなさい。
過去、Orange、Greenというチームがありました。
でもそのどのチームとも違うチーム感がありました。
はみだしっ子たちが強く笑って生きていくために、5人でぎゅっと手を握り、肩を抱き合い、支えあっている感じ。
私がそれを一番感じたのはソウルセンサーが4を示した時。
ルークが「何か俺吐きそうだ」と言うところ、REDはみんながそっとルークに「大丈夫か?」という反応を示すのです。
この一瞬で「あ、いいチームだな」と確信しました。
個人的には初めましてだった大久保くんがすごく良く出来た子で、かなり株が上がりました。
もしかしたら歴代フアンちゃんで一番好きだったかもしれない。
大千秋楽で翔央アブちゃんがキレたけど(笑)合同公演の出演比率がマジで9:1で。
初日観た段階では、「これはREDメインと交互にやるんだよな~」と思っていたのに、まさかの変わらず…。
LEGENDに傾ききった私ですが、さすがに申し訳無かったです。REDのBOYZにもファンの方にも。
どうかそれでも「楽しかった!」と思える瞬間があったらいいな、と願っています。
LEGENDルーク
元Redの小林さんと元Orangeの新吾くんのWキャストという変形構成。
きっとね、FINALからの2年間で私はDIAMOND☆DOGSが大好きになってしまったんだと思うんです。
だからだと思う、東京公演で私の中の愛情が 小林ルーク<森ルーク になってしまっていました。
自分でもびっくりしたし、正直そんな自分を嫌悪したし、ものすごく申し訳無い気持ちで客席にいたこともありました。
でも、大阪楽シークレット(でも何でも無かったけどw)でWルーク、6人編成のLEGENDを観て、「あ、これがLEGENDの完成形だ」と、すごくしっくりきたのです。
話の流れを考えたらルークが2人とか本当意味分かんないんだけど、でもすごくね、私の中ではコレだという確信があったのです。不思議ですね。
フアンちゃん
「大久保くんのフアンちゃんが一番好きかも」と前述しましたが、もちろん一番回数多く観てきたのは豪くんのフアンちゃん。
でもどうしても豪くんのフアンちゃんは、リーダーのマシューと、らっちゃんのアブちゃんという関係性があった上での良さでした。
東京公演の途中までは。
12/4の公演から豪くんの演技が大きく変わりました。
特にフアンちゃんのサプライズバースデーからのLA VIDA~のくだり。
私が観た再演やFINALを含めても、今までと全然違いました。
手紙を読み上げる間とか、声のトーンとか、出し方、泣き方、表情、涙を堪えての歌、全部全部違った。
今までよりずっと、ぐっと心にくるのです。
その結果、他の4人のBOYZの優しさや愛情がグッと増して感じられるようになって。
東山マシュー
マサさんがブログで書かれていた「台本には書かれてないマシューのバックボーンを少しでも感じれるようにマークを演じた。」という言葉。
それぞれが過去に色々なものを背負っている中で、リーダーであるマシューのことだけが明かされていないALTAR BOYZ。
「他人と接することで自らの輪郭がわかる」なんて言い方もあったりしますが、まさにきっとそういうことなんだろうなぁと。
他の4人、バンド、お客さんに接するマシューから伝わるものが”マシュー”なんでしょうね。
世界各国、日本においても多くのマシューが存在してきましたが、きっと5人の中でマシューが一番それぞれ違うんじゃないかな。
それでもきっと、私は東山マシューが一番好きなんでしょうね。
リーダーのマシューの好きな瞬間っていっぱいあって。
「仕事だよ」の言い方とか、論争の的で鳥やらビリケンさんやら撃ち落としたりとか、「♪リズムをぶちまけよう」の声の響き方、賛美歌918番の前の「いいね」の声色、表情。
東京公演で1回だけ聴いたCallingの「♪ひとりぼっちの心」で突然入ったフェイクも好きだったし、Something About Youは本当に毎回ドキドキしながら、うっとりしながら聴いてた。
賛美歌918番のラストの「悪魔よ去れ」の歌い方も好きだった。
他にも本当にいっぱいいっぱい個人的に刺さる部分があるんだけど、その中でもLA VIDA~後、泣きながら音取りするフアンちゃんに合わせて「泣かないで~」とか「もっと笑って~」ってところが好きだったんだけど、残念ながら今回の東京公演途中から無くなってしまいましたね。あれはちょっと寂しかった。
一番好き、といえば
FINAL終了時のブログでも書いているのですが(コチラ)
もう本当にごめんなさい。やっぱり私の中では良知アブが最高でした。
LEGENDの一員として今回は大分遊びに乗っかってくれたアブちゃんでしたが、でもね、やっぱり私にとってらっちゃんの演じるアブちゃんは理想そのもの。
その流れで言うと、前回も大好きだったあの瞬間。
I BELIEVE前のアブちゃんの独白での、フアンちゃんの「家族ってことや」。
らっちゃんと豪くんだからできる絶妙のタイミングと、その瞬間のアブちゃんの表情、これがとても好きでした。
それが変わらずいてくれて嬉しかったです。
本公演としては4度目、クリスマスナイトやらD☆D版ALTARも含めるとすれば6度目になるのかな?
もうね!ただただ楽しかった!
個人的には前回のFINALが本当にFINALだと思っていたので、今回のLEGENDはオマケというか、特典というか。
乙女ゲーで言うなれば頑張って攻略した作品を愛するユーザーに対するファンディスク的な(笑)
FINALも今回も行ける限り行ったし、毎公演毎公演、全力で楽しみに行った。
だから、大千秋楽を終えた今も不思議と寂しさはありません。
ただただ、本当に本当に楽しかった。幸せだった。
大千秋楽での森ルークの車の運転、続きは約2年後!次回予告「マシュー居眠り無免許運転!」
リーダーが言った「LEGENDリターンズ」、そしてREDへの「ALTAR GIRLZを大事にしてね」の言葉。
忘れませんよ。信じてるよ。
またいつか、LEGENDに、よりパワーアップしたREDにまた会える日が来ることを。