Unlimited***

DIAMOND☆DOGSを見つめる日々の雑記帳

* 参戦履歴 2015 *

新→古

【2015】

12/24 DIAMOND☆DOGS クリスマスディナーショー2015 IN ホテルグランドパレス

12/22 SPYAIR ARENA TOUR 2015『DYNAMITE』~シングル全部ヤリマス~

12/16 Again…Shangri-La(千秋楽)

12/15 Again…Shangri-La

12/14 Again…Shangri-La

12/13 Again…Shangri-La(夜)

12/12 Again…Shangri-La(夜)

12/10 Again…Shangri-La(FC貸切)

12/9 Again…Shangri-La

11/15 藤岡正明"M's Musical Museum vol.2"(昼夜)

11/14 藤岡正明"M's Musical Museum vol.2"

11/12 DIAMOND☆DOGS"Rhapsody Be One"

11/1 「DANCE SYMPHONY」最終楽章~THE DANCERS~(東京楽)

10/29 「DANCE SYMPHONY」最終楽章~THE DANCERS~

10/18 KBG84~おばあウィルビーバック~(夜)

10/17 Kon Natsumi 1st LIVE

10/17 第18回 日中カラオケコンクール決勝大会

10/10 MBS音祭2015 -MBS ANIME FES-

10/4 THE SHINSENGUMI 2015(東京楽)

10/2 THE SHINSENGUMI 2015(昼)

10/1 THE SHINSENGUMI 2015

9/12 AD-LIVE 2015<櫻井×津田×鈴村>(昼夜)

8/29 DIAMOND☆DOGS SUMMER DINNER SHOW 2015(昼夜)

8/5 KK-Station

8/2 Dramatic Musical Collection 2015(海宝直人)

8/1 Dramatic Musical Collection 2015(大山真志)

7/31 Dramatic Musical Collection 2015(藤岡正明)

7/30 Dramatic Musical Collection 2015(藤岡正明)

7/29 エリザベート(花/城/佐/古/香/育)

7/12 "生男ch 番外公開放送~「Dramatic Musical Collection 2015」&「THE SHINSENGUMI 2015」~"

7/8 エリザベート(蘭/芳/佐/京/香/松)

6/27 VELVET CRAZY NIGHT vol.4(昼夜)

6/26 VELVET CRAZY NIGHT vol.4

6/14 ハオト

6/13 歌って 踊って 笑って お祭りさ小浜島(夜)

5/31 マスカレード2015~FINAL~(東京楽)

5/29 マスカレード2015~FINAL~

5/28 マスカレード2015~FINAL~

5/26 レ・ミゼラブル

5/17 レ・ミゼラブル

5/12 Kazuki Kato Live"GIG"2015 ~Ever Onward~(新横浜)

4/26 コードギアス 亡国のアキト 第3章プレミア先行上映イベント

4/23 WASABEATS

4/20 CLUB SEVEN 10th stage!(東京楽)

4/18 RUITAKA from D☆D vol.4(昼夜)

4/16 CLUB SEVEN 10th stage!

4/15 CLUB SEVEN 10th stage!

4/11 Bad Cocktails vol.3『Deadline Brothers』

4/10 CRAZY POWDER ~GYAGU GYAGU SHOW ACT~

4/7 CLUB SEVEN 10th stage!

4/2 CLUB SEVEN 10th stage!

3/20 タイタニック

3/8 AUTRIBE 6TH LIVE "ELECTROCK WORLD"

3/8 生男ch 番外公開放送~CLUB SEVEN 10th stage!~

3/6 ロック・バレエ「義経

2/21-22 DIAMOND☆DOGS FANCLUB TOUR Vol.3 in 甲府湯村温泉

2/15 SUPER "D-☆" VALENTINE SHOW 2015「FUNNY」(千秋楽)

2/14 SUPER "D-☆" VALENTINE SHOW 2015「FUNNY」(昼夜)

2/13 SUPER "D-☆" VALENTINE SHOW 2015「FUNNY」

2/12 SUPER "D-☆" VALENTINE SHOW 2015「FUNNY」

2/11 SUPER "D-☆" VALENTINE SHOW 2015「FUNNY」

2/10 SUPER "D-☆" VALENTINE SHOW 2015「FUNNY」(FC貸切)

2/9 SUPER "D-☆" VALENTINE SHOW 2015「FUNNY」

2/8 SUPER "D-☆" VALENTINE SHOW 2015「FUNNY」

1/24 D-room 8 (シークレットゲスト)

1/22 D-room 8『感謝の会』

1/17 DIAMOND☆DOGS 『HAPPY NEW YEAR LIVE』(昼夜)

1/16 DIAMOND☆DOGS 『HAPPY NEW YEAR LIVE

2015年を振り返る

観劇回数で振り返る一年

年の瀬も年の瀬、2015年もあと一日しか無いじゃないかということで…。 ちょっとドタバタしていて全然まともな記事を書く余裕が無いのですが、それでも一応、簡単にでも今年一年を残しておこうかと思います。  

総回数 75 
舞台・ミュージカル 43 
LIVE 20 
イベント 12 

 

DIAMOND☆DOGS関連 58 
その他 17 

ちなみに2014年版はコチラ ①2014年を振り返る【上半期】 ②2014年を振り返る【下半期】 昨年と比べると少し減りました。

多分昨年はアルターがめちゃめちゃ響いてるんでしょうね…(^_^;)

あと、単純に声優・アニメイベントへの参加が減ったのと、DDに関しても取捨選択が(多少なりとも)できるようになったのかなぁ。

Dファンとしては多分そこまで多くない回数だと思うのだけれど、メンバーも私個人的にも大きな病気や怪我なく一年走ってこれたという結果の数かな、という気がしています。

体調管理=自分だけのことじゃない

実は今年、我が家は色々と病院にお世話になった一年でもありました。

父親は今年だけで2回入院してるし(というか去年の今頃ちょうど入院してた)、祖父も一人入院、一人は先日亡くなりまして年明けには葬儀が控えている状態です。

初めて119番して救急車にも乗りました。

「あ、明日の公演行けないかも」と思ったこと、何度もありました。

でも奇跡的に日にちがずれたり、容体が軽くて済んだり、そういうありがたい偶然が重なった結果、すべての公演を観ることができました。

何が言いたいかって言うと。

自分自身は勿論だけど、親族やまわりの人に何か起きても行けなくなるんだよな、と改めて実感したわけです。

とってもとっても、自分のためのお願いではあるけれど、どうかみんなが健康であるよう願います。

そして、過ごす時間の一分一秒でも笑顔でいられるよう、願います。

今年も一年、大変お世話になりました。 新しい年が素晴らしい一年になりますよう、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

2016年もよろしくお願い致します。

るん  

Again...Shangri-La【12/14 D☆Dアフタートーク覚書】

登壇者:DIAMOND☆DOGS

MC:和田 泰右(ちなみにSEVEN STARSも泰右)

Q.シャングリラでそれぞれお気に入りのナンバーは?

①類→新吾くん『フィルム・ノワール

②森→かざみん『Agnus Dei』

③皓→新吾&翼『鬼COROSI』

④隆→『It's GOLD』

⑤義→『シャコンヌ

①類ちゃんのお気に入り

ラストの新吾くんの表情でのお芝居がいい!袖から見てる。

裏話:冒頭でリーダーがマジックをかける(おじいさんグッズ回収→振り返ったら新吾くん!)んだけど、おじいちゃん下向いてて帽子もあって顔が見えない。

ここでわざわざ横向いて再現してくれる東山・森。(覗きこむ動作するリーダー超可愛い)

とりあえず杖を持って帽子取って手探りで付け髭を外し、去ろうとすると…なんと両面テープがそのまま顔に!!!!

急いで爪でカリカカリカリ…絶対笑っちゃいけない場面なのに!

今日もそんな状態で、リーダーは大笑いしながら袖に帰ってきたらしい(笑)

②新吾くんのお気に入り

BWのリハの段階から新吾くんは大層この曲がお気に召していたとのこと(泰右談)

森「先が見える感じが好き」

客席ポカ―ン

森「先のさらに先が見えません?」と振られたMC泰右。

泰「…明日から見えます」

③皓ちゃんのお気に入り

つっくんの肉体が…

森「まさにゴリラ相手だよ!」 (ここで見に来てた園姉が大爆笑)

ゴリラと赤ちゃんゴリラみたいな。 (園姉「アッハッハッハ」)

皓「つっくんと新ちゃんの組み合わせ珍しくない?」

森「珍しい、かも?プライベートでは手繋いで歩いてるんですけどね!」

新宿あたりをつっくんの肩に乗って歩いているそうですw

④隆ちゃんのお気に入り

5周年のDVD見たらバンドメンバーの芝居が…(笑)

DVD写メって送ったら蛇様から「何で見てるの!?」と電話が(笑)

振り返りたくない過去のようです。

義「俺らもあれだけどバンドメンバーはさらになぁ…」

森「最終的にブランコ乗っちゃいますからね!」

泰「5周年ってことは利さんは…」

利「いますよ」

森「ちょっと失礼だったね」

泰「その頃どうでした?」

利「え!?俺だけ違う質問来るの!?…いや、若かったよね。まだ20代だったし、今の泰右より下だよ」

泰「そうですか~」

(※この流れのせいで利くんお気に入りナンバーは未発表)

⑤リーダーのお気に入り

シャコンヌ(ヴァイオリン・ミューズ)はTANGO、サロメで自分が踊ったので曲を聞くだけで当時を思い出して…(胸に手を当てうわ~って顔)

義「皆さんにとっても色々思い入れがあるんじゃないですかね」

次の出番の為にスタンバってると皓ちゃんがお客さんから拍手貰ってて「ええなぁ~」って。

義「どうせ嬉しそうな顔してんのやろ」

皓「(恐らく照れて)フッ」

義「フッて何やねん!!」

曲の冒頭は中塚と東山が出てくるので、お客様も「お、2人で踊るのか?東山さん踊る?踊るのか?って中塚か~い!」で、皓ちゃんに殴られかける恒例の流れ。

もう鉄板ですね(笑)

義「そんな和田さんは何かあります?特に無いですか」

泰「いやいや、ありますよ。今ちょっと思いつかないですけど」

利「彼の中のシナリオに無いことはやめてあげて!」

義「俺が悪かったよ」

(※というわけで泰右のお気に入りナンバーも未発表)

 


MC TSKすごい頑張ってた!

赤鰤の時のようにリーダーに壁作ったりしなかったし(今回は一番上手にいたから)

並び順無視して類ちゃんに話ふったりするけど(泰右わりと最初に類ちゃんに投げるよね)

新吾くんナンバー好き→じゃあそんな新吾さんは?→BWナンバー好き→じゃあBWにも出ていた皓平は?(森「出てたっけ?」) と、うまくその人の話から次の人へとふっていて、利くんに褒められてました!

7人全員で話すと泰ちゃんどうしても喋らなくなっちゃうので、MCみたいに役割あると必然的に喋ってくれていいかもしれない!

ニコニコ~ってしてる泰ちゃんも好きだけれど、君のお話もみんな聴きたいんだよー!とここで無駄にアピっておきます(笑)

 

新天地へのお誘い

DIAMOND☆DOGSが地上波に…!!

初回放送が終わりました。

東京MXTV2「明日、どこいくの?」

8月に行われたDIAMOND☆DOGS「マスカレード」上海公演の密着番組。

 

せっかくなので宣伝。再放送あるから良かったら見てね。

 

東京MXTV2「明日、どこいくの?」

※再放送:10月27日(火)、29日(木)23:00~23:30 *1

民放・地上波で、ほぼ30分まるっとDIAMOND☆DOGS。

関東ローカルとはいえ、それがいかに貴重なことであるか、舞台人を追いかけている人ならきっとわかると思う。

しかも2回も再放送してくれるんだって。

これを奇跡と言わずにいられようか。

 

夜景を見ながらの新吾くんの顔を見て改めて思い出しましたが、マスカレードってDIAMOND☆DOGSが一から造った作品なんですよね。

彼らが生み出し、描き、掘り下げて魅せた作品。

上海公演は水さんがいらっしゃらなかったので、再演版をベースにしているはずなのですが、ということは「揺り戻し」的な公演だったわけです。

2015年FINALを経て2013年への揺り戻し。

きっとそれは2013年ともFINALとも違う、また新たなる4つ目のマスカレードだったのだと思う。

残念ながら私は観ることが出来なかった上海公演だけれども、今回の番組で中国人の観客の方々の感想を見る限り、きっと喜ばれたのでしょう。

それを多分、彼らは目で、肌で、耳で感じたのだろうし、その思いはきっと私では計り知れない。

ただただ「お疲れ様でした。良かったですね。」としか言葉が出てきません。

文字で見ると冷たい印象にしかならないので彼らには書けません。

語彙不足でどうしようもない。

 

舞台裏や観光の様子が見られたのは勿論嬉しかったけど、見終わった今いちばん印象に残ったのは、終演後のホテルでインタビューを受けるリーダーの表情でした。

瞳がきらきらと輝いていて、思わず笑顔がこぼれている、そんなリーダーの表情見たことなかった。

 

番組内で「斬新だ」と現地の観客の方がおっしゃっていましたが、私は日本人にも「斬新」だと思う。

”DANCE OPERA

台詞は無し。

あるのは少しの歌と、音と、踊りだけ。

 

舞台鑑賞ってハードル高い?

 

テレビをつければドラマは見られるし、映画だって1,800円で観られる。

何なら少し待てばDVDにもなるし、更に待てば地上波でも放送される。

本でも漫画でも借りて読めるし、ネットで無料で読めるもの・観られるものもたくさんある。

それが当たり前のエンターテイメント・娯楽があふれる中で「舞台」って本当にハードルが高い。

舞台を観に行けば安くて3,000円、1万円近いものだって当たり前だし、バレエやオペラなんて2,3万する。

何を高いと思い、何にお金を払うかは個人の自由です。

私だって8,800円のDの舞台にはお金を払うのに、1,800円の映画鑑賞は考えちゃう。

某テーマパークに6,900円、悩んじゃう。

つまり何が言いたいかというと、はじめて舞台を観る人を連れてくるのは容易じゃないということ。

私自身、友人に「いつか舞台のリーダー見に来て」と言ったら「3,000円くらいなら…」と言われました。

残念ながら、3,000円でDIAMOND☆DOGSの舞台は観れないんだ。観れないし、創れない。

舞台を見たことない人にとってチケット代7,000円~8,800円、高いと思う。

でもどうか、是非観て欲しい。観に来て欲しい。

生でしか味わえない、舞台ならではの空気感。

 

呼吸すらはばかられるような静寂と緊張感。

かと思いきや、手を叩いて笑うこともある。

舞台から聴こえる衣擦れ、息遣い。

計算された美しいライトが照らす汗。

キャストの指一本、視線一つで涙する。

「ありがとう」「良かった」「お疲れ様」溢れそうな思いよ届け!と贈る拍手。

 

いつかは薄れてしまう記憶かもしれないけれど、それだけじゃない。

今この瞬間同じ場所で、同じ空気の中に自分が存在していること、それがいかに幸せなことか。

マスカレードFINALの座談会で新吾くんが言っていたけれど、まさに「カタルシス」。その通りだ。

 

舞台なんて観なくても死なない。

でもそんな人生、わたしはつまらない。

チケット代、安くないよね。簡単に出せないよね。

じゃあとりあえず、27日と29日23:00から東京MX2を見てみよう。

それで、舞台行ってみませんか?

*1:

【視聴について】

地上デジタル放送対応テレビのリモコンで9chを選択してください。

その後、選局ボタンの「+」(プラス)や「▲・▼」などを1回押すとTOKYO MX2をご覧になれます。

さらに、テレビの地上デジタル放送の番組表からTOKYO MX2の番組を選択することでもご覧になれます。

CLASSICAL NEO FANTAZY SHOW 『THE SHINSENGUMI 2015』

「THE SHINSENGUMI 2015」全8公演が終わりました。

千穐楽おめでとうございます。そして、本当にお疲れ様でした。

殺陣あり、ダンスあり、初演からキャスト変更もあった上に、恐らく余裕のない稽古期間だった中、観ている限り皆様大きな怪我もなく(心の怪我はわからない)全8公演が終えられて、いちファンとしてホッと胸をなでおろしています。

 ネイル

最近ダークカラー単色塗りが好きなので、買ったものの未使用だった昨年のエテュセを引っ張りだし。

塗ってみると思いの外、こっくりとしたネイビー。

アートする時間が無かったからとりあえず塗るだけオシャンティ!と思ったのに、まるで魔女のよう…で、困ったときの100均サマ!

ラインストーンシールを切って貼るだけでこのように!

(嘘ですね、星のシールも適当に貼ってますね。)

 

で、幕が開いて気付きました。

( ゚д゚)ハッ! <これTAKA杉ネイルや…

新選組派なのにうっかり長州押し。

あと写真撮ったのが遅すぎて親指のストーンが1つ行方不明。

 

で、銀劇恒例のカクテルもいただきました!

リーダーにしては珍しく白くない(笑)

相変わらずスパークリングMIXでしたが美味しかったです。

入場が早かったのでスパークリングも開けたてのをいただきました。

他のも美味しそうだったけど余裕がありませんでした…。

 

 初演と再演の違い

 

初演から2年後の再演となった今回のTHE SHINSENGUMIですが、多くの方がおっしゃっているように私も今回の方が好きです!

純粋に楽しかった!!

上演予定の2時間30分を15分Overする形で落ち着いた本編ですが、キャストも歌も増えているのに、今回の方がスピーディー!

シリアスとコメディのバランスが良くて、全く飽きることなくカーテンコールを迎えました。

普段のD公演と比べるとかなり長時間だし、初演アホみたいに通ったので話の流れもわかっているのに「え!?もう終わるの!?」と思ったくらいです。

 

大きな変化としてゲスト様方。

キャスト発表の段階で海宝くんが沖田だろうというのは読めていたので、もうちょっと歌増やしてくるかな~と思ったのに…

あの、本当に海宝くんのファンの方々すみませんでした。

こんなに歌が少ないとは思ってませんでした。

私ですら「海宝くんの無駄遣い!」と思いましたよ、ええ。

あと個人的にびっくりしたのは、TAKAちゃんと海宝くんの声の相性がものすっごく悪いということ…。

声質は勿論ですが、二人のビブラートのかけかた、歌詞のたてる箇所がバラッバラなんですよね…。

前回はハラハラしながら聴いていましたが、今回は歌える人たちな分聴いてるこっちもモゾモゾする。

多分歌っている本人たちも感じていたでしょうけれど…。

 

藤岡くんの桂さんは大人でしたね。

「俺は逃げる」の運びも感情論ではなく、知性と経験の上で判断して喋っている感じ。

台詞の間のとり方もまた良くて!

リーダーを始め海宝くん、清水さん、精さんがわりと早口なので、いい緩急になっていました。

天誅である!」のくだりとかね。

うまく言えないんだけど、ただただ「成すべくして成すことなのだ」と述べている感じ。

歌はもう言うまでもないですが、藤岡くんの歌の不思議なところは独特な癖があるのに聴いていて気持ちいいところ。

声優さんにしても舞台役者さんにしても歌手の方にしても、私はわりと『耳心地がいい』と感じる人が好きなようです。

 

邪蛮役 香寿たつきさん。

再演で一番変わったのは邪蛮でしょう。男性から女性へ。

個人的には邪蛮は女性の方が好きです。

直道くんが、とか香寿さんが、とかではなく、日本語には”母国”や”母なる大地”といった表現がある通り、ベースが女性である方がしっくり来るというか。胎児を産み落とすのも女性ですしね。

また、それを元宝塚男役の香寿さんに演じていただくことによって、”母””女性”としての柔らかさを身体で、戦乱の世を表す”男性的な武力・闘争”を外見で表現してくださったと思います。

 

30-DELUXの4名様。

清水さんは前回のSHINSENGUMIにもご出演されていましたが、清水さん含め4名の方すべて2012年に上演された「イエロー」で拝見しております。

芹沢鴨が清水さんと精さんWキャストでしたが、私が見たのは精さん2回・清水さん1回。

芹沢鴨の人物像に詳しくないので”芹沢鴨”役としてどちらが良かったのかはわかりませんが、個人的には精さんの芹沢さん好きでした。

隊士達に疎まれていたのは清水さん、精さんは何だかもういっそちょっと愛らしさすら覚える(笑)

 

そして今回いろいろな意味で異彩を放っていた源さん!(笑)

おかげで豪くんが観れない観れない(笑)

近藤さん見ると必然的に源さんが眼に入るんだもの!

でも源さんがいることにより、近藤勇の”情”が目で見てわかりやすくなりましたね。

源さんの最期はつらかったです。

どの作品でもそうですが、刀を手に戦ってきた武士たちが鉄砲で命を落とす虚しさは言葉に表すことが出来ません。

 

 

そして何よりも、My初日である2日目の公演、幕が開き一番最初に思ったことは「D☆Dのみんなのお芝居がとても上手になってる!」でした。

訴えかけてくる想いの強さが初演と全然違います。

初演では説明が多いな~と感じた台詞も、今回はきちんと『言葉』でした。

類ちゃんはいつの間にあんなにお芝居が上手になったんですか!

冒頭の榎本さんと土方さんのやり取りだけで毎回泣けました。

元々Dの面々は視線や指先の表現力がすごかったのですが、今回はお芝居に関してもそう感じました。

表情は勿論、視線から伝わる温度、台詞の間、声の強弱…

 

初日直前のニコ生や雑誌の対談、東京千秋楽後のブログ等で本人がおっしゃっていましたが、リーダーの土方歳三が変わりました。

それにより”鬼の副長”と言われた土方歳三がとても人間らしくなりました。

油小路で藤堂を手にかけた時の「平助」の言葉に涙が溢れました。

東京千秋楽、前方席だったので表情がよく見えたのですが、泣き出してしまいそうな顔で絞り出すように「平助」と名前を呼ぶのです。

終盤の斎藤とのピリッとしたやり取り、皓ちゃんの狂気じみたお芝居や表情もすごいですし、煽る斎藤に対しての土方さんの感情も初演とは変わりましたね。

初演はもっと斎藤に投げられた言葉に対して苛立っていましたが、今回はなんというか…とても大人。

自分が背負っているもの、目指すもの、進んできた道、失った命、奪った命、これから奪い奪われようとする命、命、命…土方の目にも変わろうとしている日本の姿は映っていたはずです。

土方をリーダー本人に寄せたことで、より一層終盤の土方の孤独な戦いが見ていてつらかったです。

どうしても土方歳三の姿にリーダーが重なってしまって…。

2幕終盤、白装束を身にまとった仲間たちがそこにいるのに側にいない…いてくれない。

だって彼らはもう死んでしまったのだから。

そういうもの全てをわかった上で「誠」を貫こうとしている姿に、土方さんの強さと優しさ弱さを感じて、本当に胸が苦しかったです。

 

 

正直、再演が発表になった時「なんでSHINESENGUMI?」と思いました。

題材が題材ですから軽い気持ちで何度も観に行けるものではありません。

大勢のゲストを呼ぶよりも、DD7人での作品が観たい。再演でなく、新作が観たい。

色々と理由はありました。

でも、幕が下りた今、はっきりと思っています。

このキャストでTHE SHINSENGUMIをやってくれて良かった!

今やってくれて良かった!観に行って良かった!楽しかった!

 

この再演でTHE SHINSENGUMIが掲げる”CLASSICAL NEO FANTAZY SHOW”とはどういうものなのか、それがようやくわかった気がします。

キャストの皆様、スタッフの皆様、何より演出・振付・出演と多彩な才能を遺憾なく詰め込んで見せてくれた新吾くん、本当に本当にお疲れ様でした。

Dramatic Musical Collection 2015

ゴージャスボイスが紡ぐ珠玉のミュージカル・ショー

Dramatic Musical Collection 略して DMC

 

千秋楽からあっという間に1週間以上経ってしまいましたが、せっかく書く気になったのでちょっくら感想でも。

 

まずは恒例のカクテルで乾杯。

いつも通りのスパークリングワインかと思いきや、

類ちゃん家の梅酒が再び!!!!!

ご両親凸のお詫びかな…なんて友人と話してましたが(笑)

どうせなら梅酒Onlyで味わいたかったな~そうなったら大量に梅酒ストックしなきゃならないのでしょうが(^_^;)

初見の感想

My初日が2日目の7/30だったのですが、見終えて一番に思ったこと。

リーダーの歌が少なーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!

もっと!いろんな歌を歌うリーダーが見たかった!!!!

 

個人的に昨年リーダーソロだった「Lost in the Wilderness」がすっっっっごく好きだったのが理由の一つ。

あまりに好きすぎて原曲聞き込みすぎてしまってリーダーの(日本語歌詞の)が思い出せなくなっていることがとってもつらい…いつかまた歌ってくれることを祈ります。

そして昨年の選曲がバラエティ豊かだったこともあります。

「Lost in the Wilderness」をはじめ、「闇が広がる」「Electricity」と約2時間の公演の中でいろんなリーダーが観られたんですよね。

それがとても良かったのです。

そうやって比較してしまうとどうしてもね。

今回は何だかちょっと物足りない。

アンジョもトートも嬉しいけれど、如何せん今ベルクレという場があるので、どうしても”新鮮さ”には欠けてしまって…。

我儘言っている自覚はあります。すみません。

 

しかもそんなこと言いつつ、藤岡マリウス×東山アンジョルラスには泣かされましたし、千秋楽 海宝くんをゲストに迎えてのレミゼメドレーは流石としか言いようのない迫力で鳥肌立ちっぱなし、涙ながしっぱなし。

「現役マリウスがゲストなんて豪華すぎる!!」とウキウキしていた私ですが、今まさにマリウスを演じているということは、今現在出演している演者とはこういうことか、と海宝くんの力をまざまざと見せつけられました。

グランテールとマリウスの見事な演じ分け。声量。気迫。オーラ。情感。

まさに圧巻としか言いようのない海宝くんに引っ張られるように、キャスト全員がものすごく良かった。

あの鳴り止まない拍手が観客の思いの全てだったと思います。

 

そしてD☆Dファンとしては、今回D☆Dの見せ場が多かったのが嬉しい誤算。主にダンサー4人。

「蜘蛛女のキス」の新吾くんと皓ちゃんのダンスはやばかった!!!!

怒涛のリフト・組手の中でのあの重さとスピードとしなやかさは流石です。

2幕のタップは本当に大変だったと思いますが、もう拍手喝采したい!

あれだけ長い尺で細かなタップはDの公演でもなかなか無いですよね。

5人ver.だったものが3人ver.に変更になったりと色々ありましたが、その辺りも臨機応変に対応して魅せてくれるのがDの強さだと改めて感じました。

2日目まではバク転もありましたし、「DIAMOND☆DOGSってこんなことも出来るんだ!」と一人でも多くの方に知っていただける良い機会だったと思います。

特に「Blackout」は本っっっっ当にカッコ良かったので是非DSでやってほしい!!!!

「Blackout」といえば…。

本家のをようつべで聴いてるんですが、

2:50頃からの新吾くんパートだった「Abuela, I've never seen---」の声が新吾くんと似てて脳内で勝手に新吾くんのビジュアル付きで再生されます(笑)

 

そんな中、なかなか日の目を見る機会が無かったのが類ちゃんTAKAちゃんのボーカル組。

マリウスだってヴォルフガングだってルドルフだって、類ちゃん歌えるのに。すごく素敵なのに。

Dのダンサー組はバックダンサーに収まらないのに、ボーカル組がコーラスに甘んじているこの状況が歯がゆくて悔しくて。

そんな中、4日目からの「In His Eyes」。

本来ならゲストの藤岡くんとリーダーのデュエットだったこの曲を、類ちゃんとリーダーで歌ってくれて。

もう嬉しくて嬉しくて…!思わず涙が出ました。

サポートじゃない。コーラスじゃない。咲山類が東山義久と歌っている。

この感動をなんて言葉にしたら良いのか…語彙力の乏しい自分がもどかしくてなりません。

リーダーも昨年は「あ、ここのキー出ないから類隆出てきたんだな」ってわかる場面がちょこちょこあったのですが、今回は違いましたね。

それが本当に嬉しかった。

DIAMOND☆DOGSファンとして

今回のDMC、昨年よりもきっと多くの方がDIAMOND☆DOGSを知ってくださったと思います。

DIAMOND☆DOGSってこんなグループなんだよ!こんなことも出来るんだよ!

という思いと同時に、「まだまだこんなもんじゃないんだよ!」という思いもあります。

この数年、Dはだいぶ一年間のスケジュールが定期的になっているので外部のお仕事のオーディションを受けることも難しいと思います。

でも、出来ることなら外の舞台で7人を観たいです。

リーダーがよく言うように、それぞれがそれぞれで力をつけてDIAMOND☆DOGSという母艦に戻ってくる。

そんなチャンスが与えられる時間を、私達ファンも理解して作ってあげられたらいいなぁ、とひっそり思っています。

 

と思うと同時に、法月くん及び法月くんファンの方には申し訳ない気持ちでいっぱいです…。

アフタートークで法月くん自身がおっしゃっていましたが、レミゼメドレー1回しか本番で歌えていないんですよね。

稽古中はずっと努めていてくれたのに。

その代わりに…とばかりにEpiphanyで見せ場はもらっていましたが、それでチャラにはならないでしょう…。

というか、ぶっちゃけ私個人の意見としてはABZメドレーは不要でした。

AGZとしてはDMCという別の場で客の歓声や手振りは邪魔だと思ってしまうし、何よりメドレーにされてしまうとALTAR BOYZの良さがひとっっっっっっっっっつも伝わらない!!!!!!!

本編ラストでのメドレーはリプライズだから良いのであって。

法月くんにソロを、というならEpiphanyのみで良かったんじゃないかと。

見たこと無い方が「見てみたい」と思えるように作って欲しかったです。

 

 

来年またDMCがあるのか、それはわかりませんが。

もし次があるなら曲の幅を広げるためにも、昨年の戸井さんのようなナイスミドルと20代くらいの若い女性が欲しいですね。

エリザも良曲がたくさんあることだし、「闇が広がる」だけじゃなくて他の曲も見たいです。

皓ちゃん提案のD7人で「最後のダンス」は全力で押すとして、例えばAKANEさんの「私だけに」とか。

個人的には「パパみたいに」とか聴いてみたかったり(笑)

あとずっと言ってる類ちゃんと女性で「Come What May」ね!

 

ミュージカルガラ・コンサートが多々ある中、DMCの魅力はやっぱりなんといっても他ではなかなか聴けない『マニアック』な選曲だと思うんです。

「あの人がこの歌を!?」というのがガラコンサートの良さだとすると、私の希望するナイスミドルと若い女性の追加は面白みに欠けるかもしれませんが…。

MGHさん、ブッキング頑張って是非ともこのDMC続けてください(笑)

マスカレード 2015~FINAL

DANCE OPERA「マスカレード 2015~FINAL」

東京公演が無事千秋楽を迎えました。

最近なかなかD☆D関連の感想ブログを書いてないなぁ、とブログを見返してみたら最後に書いたのBEAT CARNIVALですって(笑)

ひゃぴにゅもFunnyもすっ飛ばしてるぅ!\(^o^)/

まぁね、楽しかったのは間違いないので割愛ということで(笑)

 

今回珍しくブログを書こうと思ったのは、個人的に色々思うところあったので文章に起こして咀嚼したくて。

大阪公演もありますし、ネタバレ満載なので見たくない方はお気をつけてください。

 

まずは乾杯。『闇ポーシャ』

相変わらず金箔が見つけられない…普通に飲み干しちゃったよ。

 ネイル

私の中でのマスカレイメージって『黒・白・金』なので、まさにその通りの色味のネイルにしたんです、が。

これがまた作業工数多いくせに全然見た目に反映されない!

中指のマーブルっぽいのが実は一番楽だったので、そっちはまた別の色でもやりたいけど…他のはもういいや(笑)

 


 

「色々思うところあって」なんて意味深に書いてますが、別に大したことは書きません。書けません。

そもそも、私あんまり考察するタイプじゃないので、Dの舞台観ても基本的に感覚でしか捉えないんです。

「綺麗だなー」とか「かっこいいなー」とか(笑)

だから本来はダンスオペラとか、ダンスアクトとか観るの向いてないんじゃないのって思うこともしばしばあります。

実際バレンタインショーみたいなSHOWCASE形式の方が単純に楽しめるタイプですしね。

 

でも今回マスカレードを観て、自分がいかにこういう作品に飢えていたかがわかりました。

そして、どうやら自分がいつもとは少し違う見方をしていることに気が付きました。

 

私は初演・再演のDVDを見返さずにこのFINALを観ました。

なので見当外れなことを言っているかもしれませんが、それはそれ(笑)

当時自分が抱いていた感想・感情と比較しています。

 そもそもの話。

DSでマスカレードの再々演が発表になった時は素直に嬉しかったです。

でもキャスト発表を見て…う~ん。

水さんがどうこうではなく、男性だけで作る作品が良かったのになぁとか、元宝塚のトップを呼ぶってことはリーダー出番減っちゃうんだろうなぁとか、単純に良席は見込めないなぁとか(笑)

やっぱりこのマスカレードという作品においてポーシャをリーダーが演じるというところがリーダーファンとしては一番の肝であって。

しかも再演でうまくまとめたところに女性ゲスト…どうするのかなぁと。

正直言って全然期待してませんでした。

初日のチケット取らなかったくらいですから。

 

でもMy初日である2日目。

幕が開き「あ、私これ好きだ」と思いました。

単純に『マスカレード』という作品としてのクオリティが上がったな、と。

 

ポーシャを光と闇、現在と過去、水夏希東山義久で二分することによって、より「ポーシャ」に焦点があたり、役に深みが出たこと。

ポーシャの歌が出来たことにより、ポーシャの感情・思想が伝わりやすくなったこと。

初演から5年、再演から2年経ち、キャストの表現力が増したこと。

薔薇を通してポーシャに恋焦がれるバッサーニオの視線。

アントーニオを殺すシャイロックの仕草。

ストーリーを動かし、伝えるアントーニオの歌声。

花束から薔薇の花が落ちてしまうハプニングで、さり気なく薔薇を拾い、食いつくかのように咥えてみせた道化。

台詞も説明もない、ともすれば全てがこぼれ落ちてしまいそうな登場人物たちを支える額縁であり地面であり続ける貴族。

一番変化があったかもしれない闇(後述します)

 

赤色がポイントに入るお衣装も素敵でしたし(前回気になっていたヤンキーのようだったシャイロックの衣裳が可愛くなっていたのが一番嬉しいかもしれない(笑)

類隆だけでなく、水さん・当銀さん・リーダーが歌うパートが出来て、ハーモニーに厚みが出たこと。

誇張でなく本当に枚挙に暇がない程、随所に”進化”を感じましたし、5年前・2年前にDIAMOND☆DOGSが手ずから創りあげた作品を、彼ら自身が壊し改めてここまでのクオリティにまで創りあげたという誇らしさもありました。

 

今回のマスカレード、恐らくこれまでのDの作品の中でも、人それぞれ意見が分かれる作品になったと思います。

私は好きです。とても好きです。

リーダー演じるポーシャの出番は減ったかもしれませんが、女性的な面だけでなく男性的な面も観られましたしね。

リーダーの魅力って本当にたくさんあって、踊りは勿論、歌も芝居も、トークも魅力的。

しかも踊るとリーダーってすごく力強いのに、たおやかで繊細で本当に綺麗。

今回のインタビューで度々リーダーは水さんのことを「両性具有」と表現していますが、その言葉そっくりそのまま貴方に返したい!(笑)

だからそのどちらもがひとつの作品で観られるなんて、一粒で二度美味しい!的な気持ちだったんです。

あぁでも道化に引きずられて踊るところはやっぱりリーダーで見たかった…。欲張りですね。

 ポーシャとは一体どんな人間だったのか

過去2回のマスカレードでは私自身がポーシャに魅了されるがままで、ポーシャについて考える所にまで至らなかったんです。

でも今回はちょっと考えることができました。ここがちょっと咀嚼したい部分。

 

ヴェニスの商人の舞台である中世イタリア。

貴族の集まる仮面舞踏会で誰もを魅了する女性、ポーシャ。

彼女はそんな社会でポーシャとして生きていることに窮屈さやしがらみを感じていたのかもしれない。

道化の戯れに導かれるまま命を落とす彼女だけれど、女性という肉体から解き放たれたポーシャは自由を得られたのではないか。

一方、彼女たちを弄んでいたつもりの道化の運命は巡り続け、自由にはなれない。

ポーシャ自身の陰と陽。

そして道化対ポーシャの陰と陽。

私はそう捉えて見ていました。

 

でもそうすると、正直最後のポーシャ二人の部分は蛇足感があるんですよね。

前回までのように、闇によるどんでん返し。それがラストでも良かったんじゃないの?と。

そこまで考えて迎えた東京千秋楽。

 

闇(泰右)は、道化になったわけではないのかも?

前回の再演時、闇が道化の置いた仮面を手にするシーンで「これなんだろう?」とでも言いたげな顔の闇がまるで小さな子どものようだった印象があるんです。

ただただ興味を抱き、仮面を手にし、力を得て、新たな道化となる…そういう印象でした。

だから泰右の道化は全然ポーシャに興味が無いんだろうなぁ、と思ってました。

それこそ初演の原くんの道化とは全く違う道化になるんだろうと。

(原くんの道化はポーシャへの執着がアリアリ)

 

でも今回の泰右の演技は違うんですよね。

確実に意思を持って仮面をつけ、道化を手にかけている。

では、道化を手にかけた後、仮面を外したあの子は一体何になったんだろうか。

 

そもそもあの子は本当に”闇”だったのだろうか。

 

光があれば影ができる。

神の御子である天使が堕天することもある。

ではまたその逆も…?

 

 

面白いですね、マスカレード。