遺丘
ヤスカこと齋藤康嘉が写真展を開催していることをVBで知り、渋谷に行く用事があったので最終日ラスト1時間前に覗いてきました。
純粋にどんな写真を撮るのかなーという興味で見に行ったんですが、まさかの本人がいてびっくり(笑)
ファンの方と親しげに話してる姿が印象的でした。
残念ながら私は話しかけませんでしたが。
展示は人物とカンボジアの写真。
技術的なことは一切わかりませんが、カラーよりモノクロの方が好みだったなぁ。
カンボジアの遺跡を写したモノクロの1枚がすごく好みで、陰影とか遺跡の形とか、すごい好きでした。
昔ケンケンが月刊誌の連載を貰ったときのアンケートで「ケンケンに挑戦してもらいたいことは?」みたいな項目があって、私はそれに「写真」って書いてだしたくらい、人が撮る写真が好きなんですが。
写真って本当に個性が出るし、上手い下手はわからなくとも好きか嫌いかで判断できるのがいい。
あと、その人の目にこの世界がどう写ってるのか知ることができるし、何に興味をもってシャッターを押したのか、何を写し取りたかったのか、そういうのが知ることができるっていうのも好き。
最近は割とみんなブログで写メを載せてくれるけど、そういう写真とはまた別に1枚の写真として見たいなっていう思いが実はあったりします。
人物でもいいし、景色とか、動物とか、モノとか。
だからオリコンでやってた伊藤陽佑くんのブログとか好きだったなぁ。
いや多分元々あの人の放つ世界観が好きなんだと思うけど。
話がそれた。
本人が居たせいかもしれないけど、
齋藤康嘉が切り取った世界と、そんな彼を応援するファンの方たちから贈られた花の香りがただよう会場は、いまの齋藤康嘉と齋藤ヤスカが詰まった素敵な場所でした。
ファンでもない私がいてもすごく居心地よかった。
多分元々アーティスティックな人なんだよね、ヤスカって。
”ぶっとんだ人”っていう印象しか持ってなくてごめんね(笑)
齋藤康嘉の目に映る世界を覗けてよかったです。よい個展でした。
次回もあることを願って。
写真は去年の仏英旅行から。なつかしいなぁ。