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DIAMOND☆DOGSを見つめる日々の雑記帳

Thank you for The ALTAR BOYZ

まだALTARネタは続きます(笑)

でももしかしたらこれが最後かもしれない。
私のない頭で一生懸命考えて、一生懸命感じた結果です。
長いけど、この気持ちを忘れないために。

『ALTAR BOYZ DIAMOND☆DOGS - White day's SPECIAL PLAY -』
所謂、D☆D版ALTAR BOYZが3/10、3/11の全2公演を終え、ALTAR BOYZ 2012 最終章がすべて終了しました。

チームRed:12公演
チームOrange:4公演
チームGreen:2公演
凱旋公演:3公演
D☆D公演:1公演
合計22公演のALTAR BOYZを観たことになるんですね。

いま改めてこうして数を数えてみて、多くも少なくも感じず、私にはこれでちょうど良かったのかもしれないと思っているのが不思議です。
いや、普通に考えると馬鹿みたいに行ってるんだろうけど、でも今はすごく満足してるんです。

公演期間中はね?何でこの日行かなかったんだろうと後悔した日もあったし、ぶっちゃけグダグダで良くない出来の日もありました。
でも結局どの公演も自分の中では大切だし、色んな彼らが見れてすごく良かったと思ってます。



前回の日記で書きそびれてしまったのだけれど、凱旋公演でのそれぞれのチームの役が2人ないし、3人で歌うところで、人間の可能性を感じていました。
マシュー、マーク、ルーク、フアン、アブラハム、それぞれ3人ずつ、過去に出演したキャストも含めれば、マーク、ルーク、アブラハムは4人存在していたわけだけど、それぞれみんな違って、みんなが別々の人生を歩んできた子達だった。
役柄とその基本設定は同じだけれど、チームメイトやそれぞれの個性、特徴、感じ方はみんな違った。
だから、凱旋公演で汰斗マーク、鯨マーク、海宝マークが並んで歌っているところや、良知アブ、三上アブ、上間アブが頷き合うところを見て、平行世界のパラレルワールドというか、「もしかしたら自分だったかもしれない別の自分」がいるような気がして、すごく心に響きました。
再演の時は本当にお祭り気分でしか見れていなかったけれど、今回は何だか本当に感慨深いというか、色々と考えながら観ることができたなぁと思います。



D☆D版アルター
想像を遥かに上回ってくれました。
まさかの類隆が神様!というよりは、神の使い、天使っていう位置だったんですが。
BLAZE入って、ステージを見てびっくり!
ソウルセンサーの前に何やら謎のブースがあるwww
そこにはアルター印のシールが雑に貼られたノートPCと、黒電話、大きなスタンプ。
そしてキーボードの横あたりに積まれた宅急便の段ボール箱。
まさかの天使たちのお仕事場でしたw
私は上手の2列目あたりに居たのですが、そこがもう神のワンルームのベストポジションでwww
一畳くらいのスペースでキャッキャしてる類隆が可愛すぎて、ずーーーーーーーーーっと目が離せませんでした。。。
リーダーが居るステージで、あんなにリーダーを見なかったことは初めてかもしれないくらいに(^_^;)

神たちは主に自分たちのブースで天使のお仕事をしながら、コーラスで歌に参加していたんだけれど、特に類隆の存在が大きく感じたのがSomething About YouとEpiphanyだったんですが。
メインを歌うマシューやマークを挟む形で両側に立つ類隆を見て、「右の天使と左の天使」が浮かびました。
人間にはそれぞれ右と左に守護天使がいて、(天使と悪魔っていう捉え方のほうがメジャーかな?)良い導きをしてくれる天使と良くない導きをする天使。
今回の場合、どっちがどうってことは無いと思うのだけど(と信じてる)、でもそれってつまり、マークとルークのセリフにあるように、『「どんな悪い者の中にもちょっとは良いとこがある」し、「どんな良い者の中にもちょっとは悪いとこがある」』
この不平等な世界で、それだけは全ての者に平等で、つまり「人間」であることの証なんだと私は考えているんだけど。
イエス・キリストを信仰し、布教活動を行う神の子であるALTAR BOYZだけど、彼らは皆平等に人間であり、良い面もあり悪い面もある。
人を励まし、癒し、笑顔にすることもできるけど、人を妬み、憎み、悲しみに暮れ自暴自棄になることもある。
そんな印象を、今回D☆D版アルターで「神」の存在を具現化したことで感じました。


I BELIEVEでは、何だかALTAR BOYZとDIAMOND☆DOGSが重なってしまって、すごく切なかったです。
私はDのファンになってまだ日が浅く、Dと歩んだ歴史はとても短いけれど、D☆Dが歩んできたこの9年間には色々なことがあったと思います。
メンバー7人中、結成当初から残っているのはリーダーと新吾くんの2人だけ。
今のメンバーになるまでに7人のメンバーとの別れを経験してきていて、それぞれに理由があり、決意があっての別れだったと思うし、他のメンバーもそれを受け入れてきて今のDIAMOND☆DOGSがある。
でも、その決意を切り出すとき・切りだされた時、卒業するとき・見送るとき、新しいメンバーとして加入するとき・迎えるとき…その瞬間瞬間で彼らがどんな想いをしてきたのか…私は知ることはできません。感じることもできません。
DIAMOND☆DOGSという、ある程度確立されたグループから抜けて、思い通りに進み続けられるとは限らない。
ALTAR BOYZもメンバーそれぞれが異なる事務所、レーベルとソロ契約を交わすわけだけど、その先にソロで活動して上手くいくかわからない。
そもそも契約にサインしてしまった段階で、やっぱりやめます!なんてことになったら、契約不履行になるわけだし…。
本編ではその後のBOYZ達のことは一切わからないけれど、ソウルセンサーが0になったからといって、決して彼らの抱える問題が片付いたわけではないんですよね。
そういうところが、グループとしてたくさんの出会いと別れを経験してきたD☆Dに重なってしまって…
何だかとっても胸が痛かったです。
10日の公演では利くん泣いていたようですし…。それこそ利くんだってDを抜けること考えたこと無いわけじゃないと思うしね。
ダンサーさんや芸能界のお仕事事情ってよくわからないけれど、決して安定した職業ではないし、身体が基本の世界だから年齢や過労が大なり小なり蓄積して影響していくわけだし。
きっと色々考えることもあったと思うんですよね。あくまでも私の想像だけれど。

でも、それでも今こうしてD☆Dとして存在してくれることがファンにとってどれだけ嬉しいか。どれだけ幸せか。
その気持ちを少しでも返せていたら、届いていたらいいなぁと思うのです。
彼らが創り上げる世界、見せてくれるパフォーマンスに対して、対価を払うこと。
それが「ファン」ができる絶対であり唯一だっていうのが私の基本的な考えなんだけれど、それが”相応”であることってなかなか難しいことだとも最近思う。


…なんか違う話になっちゃったけど。
ケンケンを好きになって、D☆Dを好きになって、そういうことをすごく考えるようになりました。
自分の好きな人には出来るだけ嫌われたくないし、出来るだけ応援してあげたいし、気持ちを返したい。
今回のALTAR BOYZでそれを再確認しました。
「楽しい!」だけじゃない、いつまでも心に残る、考えさせられる作品に出会えて本当に良かったです。

本当にありがとう。
そして、本当に本当にお疲れ様でした。